住宅展示場で勧められる提携ローンを利用してしまいがちな理由は?
かつての住宅ローンといえば、特別行政法人である「住宅金融公庫」で融資を受けて、それに不足する部分を財形融資や民間機関からの借り入れという方法がほとんどでした。
しかしながら、平成19年3月末に住宅金融公庫が廃止され、4月から独立行政法人「住宅金融支援機構」となり、融資業務が大幅に縮小されたことから、民間の金融機関が住宅ローン商品に力を入れ始めるようになりました。
具体的には、大手都銀をはじめ、中小の地方銀行、信用金庫、労働金庫、ネット銀行、ノンバンクなどが、独自の商品や独自のキャンペーンを駆使して売り上げ拡大に向けてしのぎを削っています。
実際、住宅ローンの種類は5千種類以上あるのではないかともいわれています。
このように数多くの住宅ローンの中から、どの銀行のどの住宅ローンが最も最適なのかを選択するのは至難の業です。
こうした背景もあり、結局よくわからないということから、住宅展示場で勧められる提携ローンを利用してしまっているのではないかと思われます。
住宅ローンはどこから借りたらよいのか?
どこから住宅ローンを借りたらよいかを検討するためには、まずは次のような融資の特徴や違いの確認から始めていくといいと思われます。
■民間金融機関の融資
■ノンバンク系の融資
■公的融資の中の財形住宅融資
■地方自治体で行なっている融資...など |