住宅ローンの資金計画ガイド(2010-2011)



キャッシュフロー表を作成する

キャッシュフロー表とは?

ライフプランニング表を作成する上では、キャッシュフロー表も重要です。キャッシュフロー表には、年間ごとの次のようなものを記載していきます。

■収入予定(給与、年金等の項目別)
■支出予定(基本生活費・住居費・教育費等の項目別)
■貯蓄推移

その支出欄に、前述したライフイベント表に記載されたイベントに対する費用をキャッシュフロー表の該当項目の使用年度のところに数字を入れていきます。そして、年度ごとの収支の状況や貯蓄残高等を確認していきます。

返済計画を入れて確認することは?

前述のようなキャッシュフロー表ができたら、今度は住宅ローンの返済計画を入れて、次のような確認を行います。

■キャッシュフロー表の収支合計が継続的にマイナスになっていないかどうか
■貯蓄残高が単発的にもマイナスになっていないかどうか
■教育費の計画分は確保されているかどうか

そして、もしもこれらに該当するところがあった場合には、現在の借入予定額に無理があるということになりますので、その場合には、計画の見直し、あるいは収入アップを図らなければなりません。

とはいえ、収入アップは容易ではありませんから、まずは計画を見直すことはできないか、無駄な支出はないか、援助してもらえないか、などから検討してみます。

こうした作業を行うことによって、ローン破綻や個人版自己破産など、最悪の事態を迎える可能性が大きく変わりますので、しっかり確認したいところです。


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