メインバンクでないと住宅ローンは組めないのですか?
最近、住宅ローンを利用するには、公共料金の引き落とし、給与振込、銀行クレジットカードの作成などを条件にしているところが多いようです。
これはもちろん顧客獲得のためなのですが、住宅ローンを組む銀行が自宅から遠かったり、通常利用している金融機関ではない場合には、公共料金やクレジットカードの引落口座を変更したり、毎月返済金額を引落口座へ振込んだりとかなり手間がかかることにもなります。
よって、金利のメリットだけでなく、その後の生活スタイルや返済後の利便性なども考慮してトータルでメリットを判断するようにしたいものです。
金融機関の金利優遇サービスにも条件があるのですか?
金融機関では、色々な金利優遇サービスを行っていますが、そのほとんどが次のような条件を設けています。
■公共料金の口座振替が一定種類以上あること
■給与振込または年金振込口座にすること
■銀行のクレジットカードを作成すること
■貯蓄預金、定期預金、財形貯蓄のいずれかを利用していること
上記に加えて、信用金庫や地方銀行の中には、毎月積立をしていることを条件にしているところもあります。
そして、それらの条件をいくつ満たしているかによって金利優遇が決まるケースも多く、金融機関とのどれだけ懇意にしているかによって金利が変わってくるといえます。
ちなみに、勤務先によっては給与振込口座は変更できない場合もあるので、条件の確認は必須です。 |