住宅ローンの資金計画ガイド(2010-2011)



連帯保証人と連帯債務者の住宅ローン控除

連帯保証人と連帯債務者とは?

連帯保証人というのは、ローンの借り入れ名義は夫のみで、妻は夫が債務不履行を起こしたときに全額の弁済を負担する責任を負うというものです。

一方、連帯債務の場合は、ローンの借り入れ名義人は夫と妻の連名となります。

なお、それぞれの負担割合を決めておくことはできるものの、借入先には2人で平等な立場で債務全額に対して責任を負うことになります。

ちなみに、婚約者との収入合算についても、婚約についての届出等を行うことによって可能となります。

連帯保証人と連帯債務者の住宅ローン控除は異なる?

連帯保証人と連帯債務者では、住宅ローン控除の取り扱いが異なりますので注意が必要です。

連帯保証人
⇒ 住宅ローン控除を受けることができるのは、主債務者のみで連帯保証人は受けることはできません。
⇒ 連帯保証人とは、債務者が返済不能になったときに、債務者に代わって返済義務を負う人のことです。
⇒ 保証人とは違い、債務者に返済能力があるにもかかわらず返済が滞るような時にも債務者からの請求があった場合には、連帯保証人は返済の義務を負います。

連帯債務者
⇒ 債務者も連帯債務者もともに住宅ローン控除を受けることができます。
⇒ 連帯債務者とは、当初から債務者とともに、ローンの全額の債務について返済義務のある人のことです。


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