元利金等返済と元金均等返済ではどちらが一般的?
住宅ローンを利用している多くの人がこの元利金等返済で返済していると思われますが、ちょっと前までは元利金等返済しか取り扱わないという金融機関もあったくらいポピュラーな返済方法です。
ちなみに、最近では元金均等返済も認めているところが多くなっているようです。
なお、住宅ローンを借りる際に、金融機関に何も言わなければ、ほぼ元利金等返済方法による計画が提示されると思われます。
元利金等返済の特徴とは?
元利金等返済の特徴としては、次のようなことをあげることができます。
■基本的に毎月の返済額が一定なので、家計の中での返済計画が立てやすいです。
■毎月の元利合計金額が一定なので、家計における返済計画が非常に立てやすいです。
■当初の返済額の内訳は利息への充当分が多く、元金に対する返済部分が少ないので、なかなか元金部分の返済が進まないというデメリットがあります。
■借り入れの期間や金額、金利が同じ条件であれば、当初の返済額は元金均等返済よりも少ない金額になります。
未払利息とは?
未払利息というのは、金利の上昇局面で6か月ごとの見直しのたびに利息充当分が増えていき、利息分が返済額を超えてしまった場合に発生するものです。
完済予定時期に元金や未払い利息が残っていると、全額一括返済することになります。 |