住宅ローンの資金計画ガイド(2010-2011)



固定金利型のメリット・デメリット・判断基準

固定金利型のメリットとは?

固定金利型というのは、契約時の金利が返済終了時まで一定のものをいいます。

この金利タイプですと、契約時に終了までの返済額が確定しますので、家計の中での資金計画が立てやすいというメリットがあります。

また、現在の金利水準が低いと考えるのであれば、その低金利をずっと維持することができるということもメリットといえます。

固定金利型のデメリットは?

20年とか30年とかの長期にわたる契約をする上では、金利が安くなるという場面も考えられます。

そのような場面において、その恩恵を受けることができずに契約時の金利が継続されてしまうという点は、固定金利型のデメリットといえます。

固定金利型を選択する判断基準は?

ここ数十年の住宅ローンの金利水準を見てみますと、7〜8%という時代もありました。

なので、この数字と現在の数字をどのように判断するのかが、固定金利を選択するかしないかの判断基準になると思われます。

また、次のようなケースの方の場合には、固定金利型を選択するしかないということになろうかと思います。

■実生活をおくる中で、金利動向になかなか気を配れない。
■そういったことは面倒なので月々の返済額が確定し、総返済額もわかった上での家計運営をしていく方がいい。...など

なお、固定金利型といっても、金融機関ごとに金利設定は異なりますので、この点については十分に比較検討したいところです。


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