JAの住宅ローンとはどのようなものですか?
JAというのは農協、つまり、農業を営む人のための協同組合ですから、原則としては、その組合員でないと利用することはできません。
しかしながら、サラリーマンでも出資をすれば准組合員として住宅ローンを利用することができます。
出資金については、JAによって異なりますが、数千円〜数万円程度で原則完済後に払い戻すことができます。
JAの住宅ローンは、一般の金融機関と同じで、新築、購入、リフォーム、借換え、土地の購入など様々な資金用途に利用することができます。
JAの特徴については、各地のJAによって条件やサービスが異なりますので注意が必要です。
JAの住宅ローンの主な特徴としてはどのようなものがありますか?
JAの住宅ローンの主な特徴としては次のようなものがあげられます。
■融資額の柔軟性
フラット35や住宅金融支援機構の融資限度額は、一律で建設費等の80%以内になっていますが、JAでは75%、85%、100%、130%、200%など融資金額の上限が高いので状況に合わせた選択ができます。
■低金利な全期間固定型
住宅金融支援機構と同じ全期間固定型でも、金利は常に機構よりも0.1%低い水準になっており、しかも機構は団信が任意ですが、JAでは生命共済が金利込みなのでさらに有利になっています。
ただし、機構が段階金利制を廃止したことや、申込時の金利が適用される機構と融資実行時の金利が適用されるJAでは金利のズレが生じますので必ず確認するようにしてください。
■金利タイプが多様
固定期間選択型、25年固定型、11年目から金利が変わる段階金利制の全期間固定型商品「JAあんしん計画」など、用途に応じて様々な金利タイプを選択することができます。 |