分野調整とは?
昭和51年に施行された中小企業分野調整法は、中小企業固有の分野に大企業が進出しようとする場合、中小企業側は、その業種の主務大臣に「調整の申し出※」を提出できることとしています。
※大企業の進出計画の縮小や撤退を大臣に勧告してもらいたいとの要望のことです。
不動産業界の分野調整は?
不動産業界では、昭和53年に、三井不動産販売(株)のFC展開に対して、全宅連が「仲介業務は中小企業固有の分野」という観点から「調整の申し出」を行っています。
なお、これについては、昭和56年に全宅連と三井の協議が成立しています。 |