住宅ローンの資金計画ガイド(2010-2011)



共働き世帯の資金計画は?

共働きで家計に余裕のある世帯の住宅ローンの返済方法は?

共働きをずっと続けていくのであれば、収入合算やペアローンを検討してみるのもよいと思います。

収入合算というのは、ローンを申し込む人の収入に、同居する配偶者や親などの収入を加えることができるもので、この収入合算をするとより多く借りることができます。

あるいは、借りる金額はそのままで返済期間を短くするということもできます。

収入合算をして返済期間を短くすることで、利息が少なくなりますので、共働きをずっと続けるのであれば、住宅ローンは早めに完済してしまい、完済後は老後の生活資金の貯金を増やすというのもいいかもしれません。

ペアローンとは?

フラット35や財形住宅融資の収入合算の場合は、債務者は一人で、収入合算する人が連帯債務者になりますが、ペアローンでは、夫婦それぞれがローンの債務者になります。

収入合算であれペアローンであれ、いずれにしても返済の責任を負うことになりますので、もし返済の途中で共稼ぎをやめてしまったとしても、原則としては債務者を一人に変更することはできませんので注意が必要です。

また、一方が返済の肩代わりをすると贈与税がかかるケースもありますので、夫婦で借りる場合は共稼ぎを続ける覚悟が必要といえます。

収入・支出に変化がない場合の資金計画のポイントは?

将来的に、収入も支出も変化しない場合には、次のようなポイントを押さえておきたいです。

■将来的に収入も支出も変化のない場合には、住宅ローン返済額は一定だと安心です。
■全額を全期間固定金利型にすることによって、返済額は完済まで明確になります。これにより住宅費の変動リスクを抑えることができます。
■当初の返済を少なくするために低金利の変動金利型を併用する場合は、固定金利型の割合をできるだけ多くします。


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